研究会について

医療・介護を取り巻く環境は大きく変わらざるを得ない状況にあります。

人口動態の将来推計一つとってみても単に「少子高齢化」と言う言葉で表せる状況ではないと思います。それぞれの地域に特徴があり、その環境変化を認識した上で色々な対策を実行していかなければなりません。

医療機関等は、地域医療構想や地域包括ケアシステムなどの構築に向けて多くのデータをもとに、それぞれの二次医療圏（構想区域）単位や市区町村単位・日常生活圏域単位で地域の特徴にあったより良い医療・介護提供体制構築の為に検討がされ、競争から共闘・連携という形に向かっています。

一方、医療・介護に関わる企業等においては、多くの公開されているデータや施策は認識されているものの、データをもとにそれぞれの地域の特徴を分析・理解・認識された上で、情報や活動の提供がされているかと言えば、まだ企業間の競争・競合が優位であると思われます。

健康寿命の延伸に向けてそれぞれの地域の特徴を医療・介護に関わる全ての人・施設・企業が同じ視点で理解し、協力し活動に役立てる事で、住民の皆さんに「質の高い医療・介護」「健康」を提供出来るのではないかと考えます。

我々は、その一端に少しでも関わることで、『健康で住み易い、イイ街作り』に貢献出来ればと思います。

代表理事より

30数年間、製薬会社の営業職で仕事をし、特に医療の環境変化、製薬会社としての活動の変化を強く感じています。

更に、医療・介護においては、ここ数年間の変化は大きいものがあります。その変化を多くの公開データで確認・活用する事が出来る状況である今、地域医療構想などで医療機関等がそれぞれのエリアで連携・共存が進められている中で、医療や介護に関わる企業も地域医療構想をはじめとする多くのデータを共有して企業同士も協力し活動する事で「質の高い医療・介護」「健康」に貢献されることを期待し、微力ですがお手伝い出来ればと思います。

事業内容

1. 医療・介護の環境・制度に関するセミナー企画、開催
2. 医療環境・制度に関する講演、研修
3. 医療・介護に関するエリア環境分析、提案
4. 健康推進に係る提案、講演
5. 医療・介護に関するコンサルタント

メンバー